ケプ置屋街のATM情報です。
2026年6月に私が実際にケプを訪れたところ、ATMは一つありました。
AGRIBANK(アグリバンク)のATMです。
他に両替所なども見当たらず、このATMが事実上ケプ滞在の生命線となります。
以下、ATMの場所と地図、基本情報を解説します。
ケプ置屋街については、以下の記事をご覧ください。
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1.ケプのATMの場所と地図

AGRIBANK
2.ケプのATMの基本情報

| 銀行 | AGRIBANK |
| ATMの営業時間 | 24時間 |
| 銀行の営業時間 | 月曜〜金曜 7:00~11:30、13:30~17:00 *土曜に営業していたこともあった。 |
| 取扱ブランド | VISA、Master、JCB、銀聯 |
| 備考 | 夕方に機械が利用停止になったことがあった。 そのため早い時間帯(午前中)が推奨。 |
3.ケプのATM事情と注意点

1.ケプにATMは一軒
2026年6月に私はケプの町を歩き回りましたが、ATMは一軒のみでした。
このAGRIBANKのATMが文字通り、ケプ滞在の命綱となります。
2.ATM利用は午前中がおすすめ
ATMの利用は、午前中がおすすめです。
というのは、遅い時間だとATMが利用停止になる可能性があるからです。
ある日の夕方に私がATMを訪れたところ、機械が使えないことがありました。
銀行の警備員に聞いたところ、機械にお金がないとのこと。
明日になれば使えるようになるだろうと言っていました。
そのときは手持ちの現金に余裕があり、かつケプ滞在はまだ続ける予定だったので、翌日にまた来ることにしました。
しかし手持ちに余裕がなかったり、すぐ帰らなければならなかったら困っていたことでしょう。
銀行が開いていればATMを動かしてくれたかもしれませんが、すぐ対応してくれるともかぎりません。
そういうわけで、ATM利用は機械にお金があるであろう早い時間帯、午前中がおすすめです。
午前中はATM利用者も多く混む時間帯なのですが、それはつまり利用者が多いかぎりATMが停まる可能性も少ないと考えられます。
平日の午前中なら銀行も開いてますので、万が一カードがATMに吸い込まれてしまっても助けを呼べるメリットもあります。
3.手持ちの現金は余裕をもって所持する
ケプでは、手持ちの現金は余裕を持って所持するのがおすすめです。
ケプのATMは一軒のみ。
手持ちの現金がギリギリの状態で、ATMに行ったら機械が停まってたとなれば即詰みます。
私は常に2~3日分以上の滞在費+遊び代と、ハノイに帰る運賃分は保持していました。
4.カードは2枚以上がおすすめ
ATMキャッシングできるカードは2枚以上がおすすめです。
これまでベトナムのATMを何度も利用してきて経験したことですが、機械に相性があるのか、特定のカードが使えないことが度々ありました。
不思議なことに、別のカードは使えたりします。
逆に特定のATMで使えなかったカードが、別のATMでは使えたりしました。
ケプのATMは一軒だけなので、持っているカードが使えないとこれまた詰みます。
ATMキャッシングできるカードを2枚以上お持ちなら、それらを持っていくことをおすすめします。
もしカードが1枚だけでしたら、ケプ訪問に際し現金は潤沢に用意し、ケプに着いたらまずATMでカードが使えるか試してみましょう。
4.他都市でケプから最も近いATM

ケプ以外の他都市で最も近いATMは、Googleマップを見るかぎりボーハ方面にあるここです。
どうしてもその日のうちにATMを利用する必要がある、しかもすぐにはハノイに帰りたくない、そんなとき考えられる選択肢がこのATMです。
ただ私は行ったことがないので、ATMが使える保証はありません。
はじめからこのATMがあるからと、当てにしないでください。
それでもここに行かなければならないとしたら、タクシーかバイタクを利用することになるでしょう。
ケプに来たときに車を降りたであろう十字路に、タクシーやバイタクが多数客待ちしています。
5.海外ATMキャッシングの注意点

以下、海外ATMキャッシングにかんする一般的な注意点をまとめました。
初海外の方はもちろん、初ベトナムの方も必ずご覧ください。
1.キャッシング枠を確保する
クレジットカードでATMキャッシングするには、キャッシング枠がなければなりません。
キャッシング枠が0円だと、ATMキャッシングできません。
必ずベトナム旅行前に、キャッシング枠を確保しておいてください。
2.暗証番号が必要
ATMキャッシングには暗証番号が必要です。
4桁の数字です。
これが分からないと、ATMキャッシングできません。
必ずベトナム旅行前に、暗証番号を確認しておいてください。
機械では6桁の入力欄が表示されますが、4桁で大丈夫。
4桁入力して「Enter」を押せば、次に進めるはずです。
3.カードはATMからすぐ取り出す
ATMキャッシング終了後、カードが出てきたらすぐに取り出してください。
すぐに取らないと、“防犯上、安全のため”にカードはATMに飲み込まれてしまいます。
カードがATMに飲み込まれてしまうと、取り出すのにATM設置業者に連絡しなければならなかったりと面倒なことになります。
ATMキャッシング終了後は、すみやかにカードを抜き取りましょう。
4.American Expressはキャッシングできない
カードブランドのAmerican ExpressはATMキャッシングできません。
VISAやMasterなどのブランドのカードが必要です。
5.「DCC」はレートが悪いので利用しない
2026年6月時点では、ケプのATMでDCC利用の画面は出てきませんでした。
そのため、以下は読み飛ばしても大丈夫です。
ATMキャッシング時に、「DCC」を利用するかどうかの画面が現れることがあります。
「DCC」(Dynamic Currency Conversion)とは、現地通貨(ベトナムドン)での取引を自国通貨(日本円)に両替して決済するサービスのこと。
現地通貨で決済したばあい通常は数日経たないと日本円での請求額は確定しませんが、DCCを利用するとATM側が決めたレートで即時に請求額が確定します。
画面にレート(および総額)が表示され、即時に請求額が確定することから便利なサービスとも思われがちですが、実はDCCはレートが悪いことが一般的。
ATMオーナー側が手数料を上乗せしたかたちでレートを決めており、現地通貨で決済するよりも割高になることがほとんどです。
さらにクレジットカードによるATMキャッシングでは請求されないATMオーナー手数料も、DCCでは請求されます。
DCCはATMオーナー側にとって、追加の収益を得るための収益源なのです。
ATMキャッシング時は、DCCによる日本円での決済はせず現地通貨で決済しましょう。
ATMの画面では、「DCC」という文字が出ないこともあるので注意が必要です。
例えば、次の画像のような場合です。

ベトナムの銀行「HSBC」のATMの画面で、「Please select currency to transact in」(取引する通貨を選択してください)とあります。
これはつまり、DCCの選択画面です。
この場合は「Continue without HSBC VN conversion」(HSBCの両替なしで続ける)を選んでください。
以下、画面を詳しく解説します(興味ない場合は飛ばしてください)。
画像の日時は2023年3月22日で、この日のレートは1円=179.167ドンです。
画像にあるJPY1=VND166.994083がHSBCの両替レートですが、悪いレートなのは一目瞭然。
「5.00% Mark-up included」(5%の手数料を含んだ)とありますが、これはかなり高い。
DCCを利用しない現地通貨決済の場合、クレジットカードの各ブランド(VISAやMasterなど)の独自レートが採用されますが、その場合でも上乗せされる手数料は通常0.5%前後です。
さらに「ATM Access Fee」(ATMオーナー手数料)が「VND100,000」請求されるとあります。
1円=180ドンとして、100,000ドンは約556円。
これも地味に痛い。
総額についてですが、5,000,000ドンの引き出しで請求額は30,546円と表示されています。
一方現地通貨で決済した場合は、1円=180ドンとすると総額は約27,778円。
つまりDCCを利用すると、3,000円近くも損することになります!
引き出す額にもよりますが、ATMキャッシングのたびにこれだけの手数料を取られていたらたまりません。
ATMキャッシングでは、DCCを利用しないようにしましょう。
ところでATMによってはDCCを拒否する「NO」のボタンがない、あるいはボタンが押せず、強制的にDCCになるものがあります。
そのようなATMは、なるべく利用しないようにしましょう。
6.まとめ

ケプ置屋街のATM情報でした。
ケプではATMが一つなので、注意が必要です。
考えてみると、置屋街のある町でATMが一つというのははじめてかもしれません。
ラオカイにしろ、スアンマイにしろ、ザンリウにしろ、ATMは2つ以上はあったものです。
グーラオ村は一つでしたが、あそこはハイフォン中心部にすぐ出られたから、とくにリスクは感じませんでした。
今回のケプ滞在時にATMが停まっていたのを一度見て、町にATMが一つであることのリスクをひしひしと感じたものです。
ケプでは他の町よりも、現金の慎重な管理が必要になると思いました。
エポスカード
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